
オープンシー(Opensea)ってなに?
始め方や使い方、NFTの購入方法を知りたい。
オープンシー(Opensea)でNFTを出品してみたい。
こんな悩みにお答えします。
僕もオープンシー(OpenSea)でNFTを買ったり、作った作品を出品したりして楽しんでいる一人です。
この記事では、そんな僕がたくさんの画像を用いながら、OpenSeaについて丁寧に説明していきます。
この記事でわかること
- オープンシー(OpenSea)とは
- OpenSeaのはじめ方
- OpenSeaでNFTを購入/出品する方法
- OpenSeaについてよくある質問/注意点
この記事を読めばオープンシーの使い方がわかり、NFTの購入や出品ができるようになります!
すぐにオープンシーを始めたい方は、こちらからジャンプできます。
それでは見ていきましょう!
OpenSea(オープンシー)とは?
OpenSeaは、世界最大規模のNFTマーケットプレイス(インターネット上の取引市場)です。
NFTとは唯一無二のデジタル資産。
ブロックチェーンと呼ばれる技術によって、デジタル資産の改ざんが困難となり、唯一無二の資産として価値がつくようになりました。
OpenSeaではそんなNFTを購入することはもちろん、自分のコンテンツを出品することもできます。

OpenSea(オープンシー)の特徴
OpenSeaの特徴は以下の3つです。
- 世界最大のNFTマーケットプレイス
- 販売の方法を選ぶことができる
- NFTを誰でも販売できる
順番に説明していきますね。
OpenSeaの特徴1:世界最大のNFTマーケットプレイス
OpenSeaは世界最大級のNFTマーケットプレイス。
ユーザー数は世界1位です。
ユーザーが多いということは、それだけでメリットになります。
なぜならNFTアートの選択肢が増えるし、出品する人も作品が売れやすくなから。

OpenSeaの特徴2:販売方法を選ぶことができる
OpenSeaでは販売方法を選ぶことができます。
販売方法は大きく分けて以下のふたつ。
- 価格を設定して販売する方法
- オークション形式で販売する方法
価格を設定して販売する方法
この方法では出品者が価格を設定してNFTを売り、購入者はその価格で購入します。
普段私たちが慣れ親しんでいる買い方ですね。
例えば以下のNFTは3.5イーサ(NFTの販売に使われる仮想通貨)で販売されており、すぐに購入することができます。

オークション形式で販売する方法
この方法では、購入者が価格を指定してNFTを買います。
以下のNFTはオークション形式で出品されているものです。
オークションでは、WETH(Wrapped ETH)という仮想通貨で取引が行われます。
この形式ではNFTの需要が高い場合、高額で買われることがあります。

OpenSeaの特徴3:誰でもNFTを販売できる
NFTを販売するのって、何となく敷居が高そうなイメージですよね。
OpenSeaでは誰でも簡単に、作品をNFT化して出品することができます。
スマホのスクショ画像でもNFT化することがきますよ。

OpenSea(オープンシー)の始め方
それではOpenSeaを始めていきましょう!
以下の5ステップに分けてOpenSeaを始めるための操作を説明していきます。
- 取引所で口座を開設する
- イーサリアムを購入する
- MetaMask(ウォレット)の導入を行う
- イーサリアムをMetaMaskへ送金する
- OpenSeaをMetaMaskと連携させる
それぞれやることはシンプルなので、画像を交えて丁寧に説明していきますね。
①取引所で口座を開設する
まずは国内の取引所で口座を作成します。
国内取引所からMetaMaskへ仮想通貨を送金できるので、どこで開設しても大丈夫です。
僕も使っていて、初心者にも始めやすい取引所は「コインチェック」と「ビットフライヤー」。
それぞれの特徴は以下の通りです。
コインチェック :シンプルなサイト。迷わず購入したい方におすすめ。
ビットフライヤー :少しでも手数料を安くしたい方におすすめ。
それぞれの口座開設方法は以下の記事にまとめたので、良ければ参考にしてください。
「コインチェック」は以下の記事からどうぞ。
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参考【初心者向け】3ステップでできるコインチェックの始め方【完全無料】
「ビットフライヤー」は以下の記事です!
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参考【10分で完了】ビットフライヤーの始め方を画像でわかりやすく説明!
②イーサリアムを購入
次にイーサリアムを購入していきます。
OpenSeaではほとんどの取引がイーサリアムで行われているので、まずはイーサリアムを購入しておけば安心です。
「コインチェック」と「ビットフライヤー」それぞれの購入方法を以下の記事にまとめているので、参考にしてください。
「コインチェック」での購入方法は以下の記事です。
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参考【初心者向け】コインチェックで入金、イーサリアムを購入する方法
「ビットフライヤー」版は以下の記事からどうぞ!
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参考【ビットフライヤーでイーサリアム購入】取引所での買い方を優しく解説
③MetaMaskを導入する
続いて仮想通貨のお財布(ウォレット)を作成していきましょう!
本記事では仮想通貨のウォレットの中でも最も使用されているMetaMaskを使います。

MetaMaskのはじめ方はこちらの記事で、画像を使って解説しているのでご活用ください。
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参考メタマスク(MetaMask)とは?始め方・使い方やメリットを徹底解説
④イーサリアムをMetaMaskへ送金する
続いては先ほど購入したイーサリアムを、MetaMask(ウォレット)に送金しましょう。
すでに送金が完了している方は「OpenSeaをMetaMaskと連携させる」の章へ移動してくださいね。
「コインチェック」や「ビットフライヤー」から、MetaMaskへ送金する方法は以下の記事にまとめました。

コインチェックからMetaMaskへ送金する
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参考【PC・スマホ対応】コインチェックからメタマスクへ仮想通貨を送金する方法【初心者向け】
ビットフライヤーからMetaMaskへ送金する
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参考【簡単】ビットフライヤーからメタマスクへ仮想通貨を送金する方法
⑤OpenSeaをMetaMaskと連携させる
いよいよOpenSeaに登録していきます。

まず「OpenSeaの公式サイト」にアクセスします。
PC版
次に人間のマークにカーソルを合わして、『Profile』をクリック。
続いて、『MetaMask』をクリックしてください。
先ほど決めたパスワードを入力し、『ロックを解除』をクリックすれば完了。
スマホ版
スマホの場合、『三本線』をタップ。
次に、『Connect wallet』をクリックします。
最後に『MetaMask』を選択すれば完了です。
OpenSeaとMetaMaskの連携はこれだけで完了です!

OpenSea(オープンシー)でNFTを購入する
いよいよNFTを購入していきます!

>>【OpenSea】NFTの買い方3ステップを解説【完全版】
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-
【OpenSea】NFTの買い方3ステップを解説【完全版】
続きを見る
画像を見ながら進めて行けば、初心者でもNFTを変えるので、安心してください。
OpenSea(オープンシー)でNFTを出品する
「NFTを出品する」と聞くと何となく、「特別なもの」という感じがするかもしれません。
でも実際はご自身の写真や簡単な絵など、NFT化するものはなんでも大丈夫です。

この記事では出品するために、最低限必要な設定のみを紹介していきますね。
作品の出品は以下の4ステップでできます。
- NFT作品を作ってみる
- OpenSeaでコレクションを作成
- OpenSeaで作品をNFT化する(ミントする)
- OpenSeaでNFT作品を実際に出品する
ちなみに初回の出品のみ一定の手数料がかかります。
2022年6月時点では30ドル前後でした。
今すぐ購入したNFTを出品したい方は「OpenSeaでNFT作品を実際に出品する」の章をご確認ください。
①作品を作ってみる
今回は「8bit Painter」というドット絵のアプリを使って、作品をつくってみます。
このアプリでは簡単にドット絵を書くことができますよ。
2分ほどで以下の絵を作ってみました。

②OpenSeaでコレクションを作成する
それではOpenSeaで先ほどの絵をNFTにしましょう。
まずOpenSeaの『My Collections』からコレクションを作成します。
コレクション(My Collections)とは
自分が出品するNFTを管理できるフォルダ。
例えば「写真を出品するフォルダ」「ドット絵のNFTを出品するフォルダ」などに分けることができます。
修正も可能なので安心してくださいね!
「OpenSeaにアクセス」して、『My Collections』→『Create a collection』の順にクリックします。
こちらが次の画面です。
画像の補足
①:コレクションのロゴを設定します。
②:コレクションの名前を決めましょう。
続いてロイヤリティ(転売時の報酬)を設定します。
画像の補足
③:OpenSeaでは自分の作品が転売されるときに、その料金の一部を受けとることができます。
何パーセントの報酬を受け取るか設定しましょう。

下にスクロールして、以下を設定しましょう。
画像の補足
④:MetaMask(メタマスク)のアドレスを貼り付けます。※
⑤:使用する通貨を選択します。
→今回はイーサリアムを使用するので『Ethereum』を選択。
⑥:どの通貨で販売するのか選択します。
→特にこだわりがなければ黒色の「ETH」と赤色の「WETH」でOKです!
※MetaMaskのアドレスは「財布マーク」をクリックし、「0x・・・」にカーソルを合わせるとコピーできます。
次に作品の表示方法を選び、入力が完了したら『Create』をクリック。
画像の補足
⑦はご自身のお好みで選択してください。
『Explicit & sensitive content』は作品が過激な方のみ設定をONにしてください。
これで、コレクションページを作成することができました!

③作品をNFT化する(ミントする)
それでは先ほど作った作品をNFT化(ミント)していきます!
「OpenSeaのホーム画面」に戻り、『Create』をクリック。
作品の情報を設定
作品をアップロードし、情報を記載していきます。
画像の補足
①:作品をアップロードします。ドラッグ&ドロップでもOKです。
②:作品名を入力しましょう。
③:作品の概要を入力します。
④:先ほど作成したコレクションを選択。
あと少しで登録完了です!
数量や通貨を設定
販売する数量、通貨を選択します。
画像の補足
⑤:販売する数量を入力します。
⑥:通貨を選択します。
→今回はイーサリアムのままにします。
最後に『Create』をクリックしたら、作品の登録が完了です。
以下の画面でNFT化した作品を見ることができます。
④NFTを実際に出品する
購入したNFTや、ミントしたNFTを出品していきましょう。
「OpenSeaのホーム画面」から『Profile』をクリックし、出品したいNFTをクリックします。
出品したいNFTをクリックしましょう。
次に右上の『Sell』をクリック。
価格を固定にするのか、オークション形式にするのかを選択することができます。
画像の補足
①:固定価格(Fixed Price)かオークション(Timed Auction)で販売するか選択できます
→今回は固定価格を選択しています
②:作品の販売価格を設定しましょう
③:販売する期間を決めます
全て入力が完了したら『Complete listing』をクリック。
ガス代が表示されるので、確かめて『確認』をクリック。
右上に表示される『署名』をクリックすると出品が完了し、以下の画面になります。
出品お疲れ様でした!
OpenSeaに関するよくある質問
ここでは、OpenSeaについてよくある質問を以下にまとめました。
順番に見ていきましょう。
OpenSeaのガス代の相場は?
ガス代(手数料)はNFTを購入する時や、初めてNFTを出品する時などにかかります。
ガス代はOpenSeaが設定するのではなく、イーサリアムの需要で決まり、日々変動します。

イーサリアムのガス代は以下のサイトを参考に確認しましょう。

出品した後に価格は変更できる?
出品した後は値下げのみ行うことができます。
方法は、まず作品のページ右上の『Lower price』クリック。
値下げする価格を設定し、『Set new price』をクリックすれば完了です。

OpenSeaのアプリなどはありますか?
OpenSeaはスマホアプリがあります。
しかし、アプリでは作品を閲覧することしかできず、購入や出品はできません。
スマホで作品をお気に入り登録しておいて、PCで購入するなどの使い方ができます!
OpenSeaを使う際の注意点
OpenSeaの注意点についていくつか紹介します。
対応しているのは仮想通貨のみ
これまでご説明してきた通り、オープンシーで取引するには仮想通貨が必要です。
「イーサリアムをMetaMaskへ送金する」の章でご紹介したように、仮想通貨を送金する必要があります。

しかし、OpenSeaはNFT購入をクレカ対応する準備を進めています。
(参考:OpenSeaがNFT購入をクレカ対応へ、MoonPayと提携)
今後さらにNFTが一般の人にも買いやすい時代が来るかもしれません。
偽サイトに注意する
OpenSeaの偽サイトが出回っているので注意しましょう。
NFT以外のネットバンキングにも同じことが言えますが、OpenSeaも例外ではありません。
もし偽サイトに情報を入力してしまうと、自分のウォレットが他人に操作されてしまう可能性があります。
おもちさん(@omochibigaku)のこちらのツイートが参考になるので、チェックしておきましょう。
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— おもち💎omochi.eth (@omochibigaku) June 4, 2022

まとめ:NFTの世界を体験してみましょう!
OpenSeaを使えば様々なNFTの購入や出品ができます!
手順通り行えば、簡単にOpenSeaを使うことができましたね。
OpenSeaの導入がまだの方は「こちら」から進めることができます。

30年前は一人1台スマホを持つ時代が来るとは、誰も思っていませんでした。
NFTもこの先、誰もが持っていて当たり前になる時代が来るかもしれません。
「ナイキ」や「グッチ」のようにNFTビジネスに参入する企業も増えています。
ぜひ今のうちにNFTに触れてみて、その可能性を感じてみてください!
まだNFTを始めるか迷っている方も、この機会に口座開設だけでも済ませておくと良いかもしれません。
口座開設方法は以下の記事にまとめたので、良ければ参考にしてください。
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参考【初心者向け】3ステップでできるコインチェックの始め方【完全無料】