
NFTの出品が無料でできるって本当?
他にかかる費用や、安くするコツを教えて欲しい。
そんなお悩みに、お答えします。
結論からお話しすると、2022/6よりOpenSeaでのNFT出品手数料は無料になりました。
OpenSeaの公式ツイッターより抜粋
OpenSeaとは:世界で圧倒的に使われている、NFTの取引市場。
この記事で分かること
- NFTを出品する手順(無料)
- NFT出品時によく行う操作の方法
- イーサリアムとポリゴンのガス代比較
- ガス代を安く済ませる方法(出品以外)
- NFTを始める際の初期費用
- NFTを売るためのコツ
- NFTを出品する際の注意点/よくある質問
NFTをお得に出品する手順を、僕が取引した際の画像を交えて解説します。
この記事を読めば、NFTの売り方はもちろん、ガス代を安くするコツや、売るためのコツまでマスターできますよ!
[コインチェックでは損します…]a
aイーサリアムの取引には、ビットフライヤーがおすすめ
- 手数料が安い「取引所」でイーサを購入できる
あ※NFTの購入には、イーサが必要 - コインチェックは手数料が高い…
あ※「取引所」でイーサを買えない
\完全無料・10分で登録/
※変な勧誘は一切なし/早ければその日に取引可能
NFTで圧倒的に取引されているのが、イーサリアム(イーサ)です。
イーサを10万円分買った場合、ビットフライヤーならコインチェックに比べ約3500円お得ですよ。
NFTを無料で出品する手順:前準備
NFTを買うためには、以下のような前準備が必要。
- ビットフライヤーで口座を作る
- イーサリアム(通貨)を購入する
- ウォレット(お財布)を作る
- イーサリアムをウォレットへ送る
- メタマスクとOpenSeaをつなぐ
順番にやっていけば初心者でも大丈夫です。

全体のイメージはこんな感じ。
ひとつずつ、やっていきましょう!
Step1:ビットフライヤーで口座を作る
まずはNFTを取引するために、ビットフライヤーで口座を作成します。
補足
NFTは無料で出品できますが、「価格を下げる」「オファーを承認する」などの行動に、手数料がかかります。

コインチェックだと、手数料が高い「販売所」でしか買えないので注意してくださいね。
ビットフライヤーがおすすめな理由は以下の通り。
\完全無料・10分で完了/
イーサを10万円分買った場合、ビットフライヤーならコインチェックに比べ約3500円お得です!
Step2:ビットフライヤーでイーサリアムを購入する
次にイーサリアムを購入します。
補足
NFTは無料で出品できますが、「出品を取り消す」「オファーを承認する」などの行動に、手数料がかかります。
必須ではありませんが、あらかじめある程度のイーサを購入しておくと、安心できますよ。

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【ビットフライヤーでイーサリアム購入】取引所での買い方を優しく解説
NFTの初期費用が気になる方は、「NFTの初期費用と安く済ませるコツ」の記事をご確認ください。
Step3:MetaMask(メタマスク)を導入する
続いて仮想通貨を入れるための、お財布(ウォレット)を作成していきましょう。

NFTを買うなら、メタマスク(MetaMask)というウォレットの導入が必須です。
以下の記事をみながら進めれば、数分で完了しますよ。
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メタマスク(MetaMask)とは?始め方・使い方やメリットを徹底解説
Step4:イーサリアムをMetaMaskへ送金する
先ほど購入したイーサリアムを、MetaMask(お財布)に送金しましょう。
MetaMaskへの送金方法は以下の記事で、画像をたくさん使って説明しています。
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-
【簡単】ビットフライヤーからメタマスクへ仮想通貨を送金する方法
あとは、OpenSeaとメタマスクをつなぐだけです。
Step5:メタマスクとOpenSeaをつなぐ
まず「OpenSeaの公式サイト」にアクセスします。
次に人間のマークにカーソルを合わして、『Profile』をクリック。
続いて、『MetaMask』をクリックしてください。
先ほど決めたパスワードを入力し、『ロックを解除』をクリックすれば完了。
これでNFTを取引する準備はすべて完了!

NFTを無料で出品する手順:3ステップ
それでは、作品を出品していきましょう。
手順は以下の3ステップ。
- コレクションを作る
- 作品をNFT化する
- NFTを販売する
コレクションはNFTのフォルダのようなもの。

以下の動画でも、販売方法を確認できますよ。
画像を見ながら進めていけば、初めてでもNFTを出品できます。
出品する作品が決まってない方は「ドット絵NFTアートの作り方」などを見ながら作品を作ってみて下さい。
①コレクションを作る
まずOpenSeaの『My Collections』からコレクションを作成します。

まずは「OpenSea」にアクセスして、アイコンにカーソルをあわせます。
『My Collections』→『Create a collection』の順にクリック。
ロゴやコレクションの名前を決めましょう。
画像の補足
①:推奨サイズは350×350
NFTコレクションのロゴ画像はこちらの通り。
コレクションの顔となる画像。

続いて、ロイヤリティを設定します。
ロイヤリティとは
- 作品が取引された時に、クリエイターに入る報酬
- リリース後の取引が活発になるとロイヤリティ収入も多くなる
- 普通5%~10%で設定
下にスクロールして、以下を設定しましょう。
画像の補足
④:メタマスクのアドレスを貼り付ける
⑤:EthreumのままでOK
⑥:このままでOK
メタマスクのアドレスをコピーするには
「お財布マーク」をクリックし、「0x・・・」にカーソルを合わせるとコピーできます。
次に、作品の表示方法を選び、『Create』をクリック。
これで、コレクションページを作成することができました。

②作品をNFT化(ミント)する
いよいよ作品をNFTにしていきます!
「OpenSeaのホーム画面」に戻り、『Create』をクリック。
作品の情報を設定
作品をアップロードし、情報を記載していきます。
画像の補足
③:日本語 + 英語 がベター
④:先ほど作成したコレクションを選択

数量や通貨を設定
販売する数量、通貨を選択します。
画像の補足
⑤:基本は”1”を設定。
⑥:EthreumかPolygonを設定。
⑥では、取引するブロックチェーンを「イーサリアム」か「ポリゴン」から選びましょう。
参考までにそれぞれ違いをまとめました。
![]() |
![]() |
|
使う人 | 多い | 少ない |
価格 | 高額取引多め | 少額取引多め |
手数料 | 高い | 安い |
処理速度 | 遅い | 早い |
円への交換 | できる | できない |

最後に『Create』をクリックしたら、作品の登録が完了です。
これでご自身の作品がNFTになりました!
③NFTを実際に出品する
それではNFTを出品していきましょう!
「OpenSeaのホーム画面」から『Profile』をクリック。
出品したいNFTをクリックしましょう。
次に右上の『Sell』をクリック。
「固定価格」または「オークション形式」で販売するかを選択できます。
画像の補足
①:固定価格(Fixed Price) / オークション(Timed Auction)を選択できます

オークションの出品方法は「オークションで出品/入札する方法」の記事をご確認ください。
全て入力が完了したら『Complete listing』をクリック。
メタマスクが起動するので 『署名』をクリックしましょう。
出品手数料について
OpenSeaでは以前、初めて出品する際に手数料が必要でしたが、現在は無料となっています。
右上に表示される『署名』をクリックすると出品が完了し、以下の画面になります。
以上で、NFTの出品は完了です!

NFTを出品する際のよく行う操作
ここで、以下の操作方法を説明します。
- 出品したNFTを取り消す方法
- 作成したNFTを削除する方法
- 出品したNFTを値下げする方法
順番に見ていきましょう。
出品を取り消す方法[要ガス代]
数クリックで出品をキャンセルできます。
出品中の作品ページで『cancel listing』をタップ。
ガス代をチェックし『確認』をタップすればキャンセルできます。

参考
2022/12/15夕方ごろの、出品取り消し手数料は約136円でした。
作成したNFTを削除する方法[ガス代不要]
作成したNFTを削除するのも簡単です。
自分が作成した作品のページに移動し、『Edit』をタップ。
下にスクロールし、『Delete item』をクリックしましょう。
確認画面で再度『Delete item』をクリックすれば、削除完了です。
出品したNFTを値下げする方法[ガス代不要]
出品中は値下げのみ可能です(値上げはできません)。
まず、作品ページで、『Lower price』をタップします。
値下げ後の価格を入力し、『Set new price』をクリック。
メタマスクが起動するので、『署名』をクリックすれば、値下げ完了です。
ちなみに、値下げ画面でスイッチを「オフ」に切り替えると、出品する日付を変更できます。

NFTのガス代:イーサリアムとポリゴンを比較
NFTの取引でよく使われるのが「イーサリアム」と「ポリゴン」です。
それぞれの違いを簡単にまとめると以下の通り。
イーサリアム(ETH) | ポリゴン(ETH) | |
使う人 | 多い | 少ない |
価格 | 高額取引多め | 少額取引多め |
ガス代 | 高い | 安い |
処理速度 | 遅い | 早い |
円への交換 | できる | できない |
実際に、よく使う取引を行った際の、それぞれのガス代を比べてみました。
ガス代の差額は以下の通り。
出品をキャンセルするとき | オファーを受け入れるとき | NFTを送付するとき | |
イーサリアム | 約154円 | 約370円 | 約154円 |
ポリゴン | 約0.4円 | 約0.3円 | 約0.4円 |
2022/12/15の夕方ごろのガス代
圧倒的にポリゴンのガス代が安いことが分かりますね。
補足:ポリゴンのデメリット
イーサリアムに比べ、取引する人は圧倒的に少ないのが現状。需要が少ない分しっかり稼ぐのが難しい。
本気で始めるなら、イーサリアムNFTを取引するのがおすすめです。
イーサリアムのガス代を節約するコツ
ガス代を安くするコツを知っておくだけで、かなりの金額を損失を避けられます。
以下の四つを押さえておきましょう。 それぞれ簡潔に説明していきます。 ガス代は瞬発的に跳ね上がることがあります。 以下の画像のように価格が高騰している時に取引しないようにしましょう。 ガス代を確認できるサイト「Ethereum Gas Charts」などを利用して、一度確認するようにすると安心できますよ。 初めての方は特に注意してくださいね。 ガス代は数秒ごとに変動します。 作品を購入する時などに以下の画像のようにガス代が表示されます。 すぐに、購入せずに10秒ほど待つと…。 以下のようにガス代が切り替わります。 今の価格が少し高い!と思った時は、少し待ってみるとガス代を安くできるかもしれません。 取引のスピードを遅くする代わりに、少しガス代を節約できます。 買いたいNFTをカートに入れたら『Complete Purchase』をクリック。 『編集』→『低』の順にクリックし『保存』すればガス代が少しだけ削減できます。 一回の操作では、それほど変わりませんが、ガス代も積もれば山となります。 ポリゴンチェーンのNFTを取引することでガス代を安く抑えられます。 以下の通りポリゴンのガス代は激安。 2022/12/15の夕方ごろのガス代 ポリゴンNFTの買い方は、以下の記事で画像をたくさん使って説明しています。 ポリゴンは、なるべく費用をおさえてNFTを取引したい方におすすめです。 NFTにかかる初期費用は以下の通り。 ああああ→NFTの代金 + 約2,500円 ああああ→約1,500円 + 作品代の2.5%(売れたとき) 2022/11時点の参考額 初期費用を知っておけば、無駄に手数料をかけずに予算を準備できます。 多くの作品の中から、ご自身の作品を買ってもらうのは簡単ではありません。 NFTアートは普通に出品していてもなかなか売れないのが現実。 NFTが売れない人の3つの理由 個人がNFTアートを売るためには、しっかり戦略を立てて売れるNFTを作っていく必要があります。 以下の記事では、「NFTアートを売るコツ」や「初心者でも実践できる行動」をみっちり解説していますよ。 続きを見る NFTを出品する際の注意点は以下の2つ。 ひとつずつ解説していきます。 NFTを出品すると、Twitterやインスタなどで、「作品を売って欲しい」とメールが来ることがあります。 これは代表的なNFT詐欺の手法。 「このNFT欲しいから売って」っていうメッセージが。 LooksRareのドメインが正しくなく、間違いなくフィッシング詐欺。 あどまんさんの以前のご共有のおかげで警戒することができました。 いま下げ相場で増えてきてるかもなので、ご注意ください! pic.twitter.com/9NEjPkvVxP — 魔LUCIAN➕ (@lucianlampdefi) May 19, 2022 メタマスク(仮想通貨ウォレット)のアドレスを教えてしまうと、全財産を盗まれる危険があります。 ポリゴンNFTを買うには、イーサリアムをポリゴンに交換(ブリッジ)する必要があります。 ブリッジする時には、ガス代がかかるので注意しましょう。 参考までに、2022/15時点のガス代は約230円でした。 手数料を無駄にしないためにも、なるべくまとめてブリッジすると損せずに済みます。 ポリゴンNFTの購入は、以下の記事を見ながら進めてみてください。 ガス代に関するよくある質問は以下の5つ。 順番にお答えしていきます。 NFTを売る人に関わるガス代は、以下の通り。 一方、NFTを買う人が気にすべきガス代はこちら。 通貨を交換するときは、なるべくまとめて行うようにしましょう。 詳しい取引方法は「オファーの方法」や「オークションの方法」の記事を参考にしてくださいね。 ガス代はネットワークを動かす人への報酬です。 イーサリアムが使えているのは、以下のような人がいるから。 ガス代を払うことで上記のような人が、報酬を得てイーサリアムの取引が成り立っているんです。 イーサリアムの需要が増えると、この人たちに払う報酬もふやす必要がある。 そのため、イーサリアムの取引量が増えると、ガス代が高くなります。 取引時にメタマスクでガス代を確認できます。 ガス代が発生する際、確定前にメタマスク上にガス代が表示されます。 この場合$1.03(約130円)のガス代が必要 処理を実行しない場合は『拒否』をクリックしてください。 『承認』をクリックすると、ガス代が支払われ取引が行われてしまいます。 ガス代は取引が少ない昼頃に安くなる傾向があります。 「Ethereum Gas Charts」というサイトを見れば、ガス代が安い時間を確認できますよ。 直近(12/15時点)は朝からお昼すぎまでは、以下の表の色が薄くガス代の平均価格が安いことが分かります。 なるべく安い時間帯を狙って取引するようにしましょう。 イラストが苦手な方や、初心者でも出品しやすいのがドット絵のアート。 アプリを使えば、スマホでも簡単にアートが作成できます。 以下の記事を見れば、上記のような絵が誰でも作成できますよ。 OpenSeaでは、NFTを無料で出品できます。 以下の通り準備を進めれば、簡単に出品できます。 詳しいやり方こちらから戻れますよ。 準備ができたら以下の手順で、作品の出品を進めましょう。 出品方法へはこちらから戻れます! 初期費用をおさえて取引するためにも、ビットフライヤーの口座開設だけは、早めに済ませておきましょう。 [コインチェックでは損します…]a aイーサリアムの取引には、ビットフライヤーがおすすめ NFTで圧倒的に取引されているのが、イーサリアム(イーサ)。 \完全無料・10分で登録/ ※変な勧誘は一切なし/最短その日に完了 自分の口座を持っておけば、スムーズにNFTを取引できますよ。
ガス代が高騰している時間を避ける
ひと呼吸置いてから取引する
取引速度を遅く設定する
ガス代が安いポリゴンを使う
出品をキャンセルするとき
オファーを受け入れるとき
NFTを送付するとき
イーサリアム
約154円
約370円
約154円
ポリゴン
約0.4円
約0.3円
約0.4円
【お得】OpenSeaでポリゴン(Polygon)NFTを買う方法
NFTを始める際の初期費用はいくら?
【損しない】NFTの初期費用と安く済ませるコツを徹底解説
NFTアート売るためのコツ
【重要】NFTが売れない人へ|すぐできる7つのコツ・行動を解説
NFTを出品する際の注意点
NFTを売って欲しいというDMは基本詐欺
ポリゴン両替時にガス代がかかる
よくある質問
OpenSeaのガス代がかかるタイミングは?
黒イーサを
赤イーサ(WETH)に交換(ブリッジ)するとき
赤イーサ(WETH)を初めて使うとき
黒イーサを
ポリゴンに交換するとき
黒イーサを
WETHに交換(ブリッジ)するとき
ガス代はなぜ必要なの?
現在のガス代の確認方法
ガス代が安い時間はいつ?
初心者が手軽に出品できるアートは?
筆者がスマホアプリで作ったドット絵
【書いてみた】NFTドット絵|アプリ・売り方・サイズまで徹底解説
まとめ:NFTの出品は無料。手軽に出品してみよう!
あ※NFTの購入には、イーサが必要
あ※「取引所」でイーサを買えない
【書いてみた】NFTドット絵|アプリ・売り方・サイズまで徹底解説
【OpenSea】NFTの買い方3ステップを解説【完全版】
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