
NFTはコピーやスクショで複製し放題なのになんで買う人がいるの?
仕組みや楽しさが分からないから説明して欲しい。
こんな疑問にお答えします。
この記事で分かること
- NFTはコピーやスクショできるから意味ないのか
- NFTの将来性
結論からお伝えすると、コピーやスクショした画像と、元のNFTは全くの別物です。
なぜなら、NFTには有名企業も参入するほど、しっかりとした技術が使われているから。
InstagramやスターバックスがNFTサービスを提供開始
この記事では、NFTが「どんな技術」で「なぜコピーしても意味がないのか」を噛み砕いて説明していきます。
この記事を読めば、NFTの将来性が理解でき、まだ多くの人が知らない有益な知識が手に入りますよ!
NFTアート:スクショやコピーができるのに【複製しても意味がない理由】
NFTアートの「コピーやスクショが意味のない理由」を以下の2つに分けてお伝えします。
- NFTに記録(誰が・いつ・どうやって)が残るから
- 改ざんできない仕組みだから
それぞれ見ていきましょう。
NFTに記録(誰が・いつ・どうやって)が残る技術
NFTは『ブロックチェーン』に情報が記録されているデジタルデータです。
ブロックチェーンとは:管理者なしで、記録を残せる技術。情報は世界中で分散して記録される。
NFTには次のような情報が記録されます。
- 誰が作ったか
- いつ作ったか
- どう取引されたか
一言で説明するとNFTは画像データが「オリジナルであることを証明できる」技術。
もし、NFTをコピーして出品しても、その情報は残らずコピーしたことがすぐにバレてしまうんです。
改ざんができない仕組み
NFTに使われているブロックチェーン技術は、以下が大きなりゆから改ざんできない仕組みになっています。
- ブロックチェーンの仕組み
- 分散した管理方法
ブロックチェーンの「一つのブロックを書き換えると、すべての計算が合わなくなってしまう」仕組み。
それに加え、多くの人がパソコンで記録を分散して管理しているため、改ざんが非常に困難です。

NFTが過去に改善されたことは?
NFTに使われているブロックチェーンの改ざんは過去に一度もなく、改ざん不可能と言われています。
個人がNFTの情報を改ざんしようとしても、まず不可能。
NFTはブロックチェーン技術によって「オリジナルであること」が保証されているんです。
結論:コピーしてもNFTの価値は不変
ここまで説明したように、NFTは「オリジナルを証明」できて「改ざんできない」仕組み。

そのため、コピーやスクショした作品を「自分のものだ!」と言い張っても、すぐに見破られてしまいます。
このように、NFTは唯一無二の証明ができる為、コピーやスクショをされても、価値が落ちることはないんです。
NFTは高額な印象だけど、実際どうなの?
NFTも絵画と同様、価格はピンキリ。メディアでは高額な取引が取り上げられやすいですが、実際は数百円~数千円で買えるNFTアートも多く存在しています。
ブロックチェーンについてより詳しく知りたい方は、こちらの動画がとても参考になりますよ。

NFTアートはスクショ・コピーができる:【それでも疑問が残る人への回答】
NFTの仕組みが分かっても、ただの画像データに価値がつくことに疑問を感じる人もいるかもしれません。
ここではNFTアートの以下の三つの疑問にお答えしていきます。
- 買っても著作権は付かないから意味ないでしょ?
- 実物が存在しないから本当は価値無いんじゃない?
- コピーして売ってもバレないでしょ?
それぞれ見ていきましょう。
買っても著作権は付かないから意味ないでしょ?
NFTを購入しても著作権がもらえるわけではありません。
NFTはあくまでも「誰が所有しているか」を証明できる技術。
絵画の鑑定書に例えるとわかりやすいかもしれません。
NFTのブロックチェーンは絵画で言うところの「鑑定書」のようなもの。

実物が存在しないから本当は価値無いんじゃない?
唯一無二が証明できるため、画像データであるNFTアートにも価値が生まれます。
例えば、モナリザの絵に価値を感じる人は「いくら出してでも買いたい!」と思うでしょう。
しかし、そうでない人は身銭を切って購入するほどの価値を感じません。

NFTアートの作風や、作品のストーリー、作者の魅力などに価値を感じた人がお金を出して買っているんです。
コピーして売ってもバレないでしょ?
NFTアートをコピーして売っても、すぐにバレてしまいます。
なぜなら、ブロックチェーン上に「誰が作ったか」「どう取引されたか」の情報が残り、誰でも閲覧可能だから。
NFTはすべての取引記録がブロックチェーンに残される。
このように、NFTは誰でも取引記録を閲覧できます。
コピーやスクショを撮って出品したところで価値がつかないんです。

NFTアートはスクショ・コピーができる:【NFTの将来性】
ここでは、「そもそも今後のNFTに将来性はあるのか」を次の3つに分けて解説していきます。
- NFTを通したサービスが増加(インスタ・映画など)
- 日本のNFTが世界ランキング常連に
- 投資の対象として注目されている
順番に見ていきましょう。
NFTを通したサービスが増加(インスタ・映画など)
NFTはアート以外にも、身近な場面で使われ始めています。
代表的な例は以下の通り。
- 「Instagram」がNFT投稿に対応
- 「スターバックス」がNFTサービスを開始
- 「ワーナー」がNFT映画を販売
- 「ディズニー」がNFTの開発を発表
- 「ナイキ」がNFTと実物のスニーカーの連携サービスを発表
いくつか詳しくご紹介します。
InstagramがNFTに対応
InstagramはNFTの投稿機能に対応するサービスを開始しました。
🌐 NFT Updates 🌐
You will soon be able to create, buy and sell digital collectibles directly on Instagram, starting with @0xPolygon.
Plus, new integrations with @opensea, @solana and Phantom Wallet. pic.twitter.com/waJK1WJXZB
— Instagram (@instagram) November 3, 2022
すでに日本を含む100か国で使用が可能。
このサービスは自分が持っているNFTとInstagramをリンクさせてシェアできるもの。
Facebookも同様のサービスを開始しており、SNS × NFTのサービスは今後さらに盛り上がると思われます。

米スタバがNFTサービスを開始
スタバもNFTサービスを開始しています。
簡単に説明すると、ゲームをプレイしてNFTのスタンプとポイントをゲットできるサービス。
このポイントを増やせば、限定グッズの入手やイベントへの招待券をもらえるんです。

ワーナー・ブラザーズがNFT映画を販売
ハリウッドの大手スタジオ「ワーナー・ブラザーズ」がNFT映画を発売します。
Introducing a #Web3 Movie Experience that has never been seen before! LIVE tomorrow. Exclusively at https://t.co/F9PD5GqXdA 📽️ pic.twitter.com/ZEjNwa9vun
— Warner Bros. NFT (@WarnerBrosNFT) October 20, 2022
このNFTはただの映画ではなく、映画に登場する場所を仮想現実で楽しめるサービス付き。

このように、NFTはアート以外の様々な体験に使われ始めています。
近い将来、間違いなく「NFTが当たり前のように使われる世界」が来ると確信しています。
日本のNFTが世界ランキング常連に
NFTアートは元々、海外市場が圧倒的に盛り上がっていました。
しかし、昨年ごろから日本のNFTが着実に盛り上がってきているんです。
11/13(日)は日本が関連しているプロジェクトが過去最多で取引量上位にランクイン
⚡OpenSea、24時間取引量のランキング
⚡20位以内に6つのプロジェクトおそらく史上最多、ただし世界全体でのOpenSeaでの取引量は激減している状況 pic.twitter.com/7viWZBjYYR
— miin l NFT情報コレクター (@NftPinuts) November 13, 2022
また、有名人もNFTを続々と購入し、話題を呼んでいます。
NFTを購入した有名人の一部
- 関口メンディー(アーティスト)
- 太田雄貴(フェンシング)
- 山田孝之(俳優)
まだまだNFT人口が少ない日本。
2023年は、新規参入する人の大幅な増加が期待されています。
投資の対象として注目されている
NFTは投資の対象としても、注目されているんです。
僕自身も楽しむためにNFTアートを購入していますが、結果的に200万円ほどのリターンを得ています。
国内のNFTはまだまだ人口が少ないこともあり、普通の人でもアートを楽しみながら収入を得ることが十分可能なんです。
国内のNFT人口はまだ「0.0001%」ほど。

NFTを理解するおすすめの方法は?
ここでは僕の経験から、NFTを理解するおすすめの方法を3つご紹介します。
- 実際に買ってみる(意外と簡単)
- 動画でNFTを学んでみる
- NFTの本を読んでみる
それぞれ見ていきましょう。
実際に買ってみる(意外と簡単)
NFTの楽しさや魅力を理解するには一度、少ない金額で買ってみるのが一番です。
安いものなら数千円で買えて、意外と簡単な操作で購入できます。
NFTを購入するまでの流れを簡単に図解してみました。
「NFT用のお金を買う」→「お財布を作る」→「お財布にお金を送る」→「NFTを買う」といった流れです。
以下の記事では、価格別におすすめのNFTコレクションをまとめているので、参考にしてくださいね。
>>【1万円未満~】日本人アーティストによる人気NFTアート作品を見てみる
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【最新32選!】日本人アーティストの人気NFTアート作品

まずは、少額から試してみてください。
動画でNFTを学んでみる
動画を見てNFTを理解するのもおすすめです。
分かりやすく噛み砕かれているものが多いので気軽に見られますよ。
こちらの動画はNFTを分かりやすく説明しているので興味があれば見てみてください。
動画はNFTの説明箇所から開始されます。
NFTの本を読んでみる
本を読むのが好きな方は、専門家が書いた書籍を読んでみるのもおすすめ。
こちらの本は、NFTの仕組みから法律や会計の問題まで専門家が説明しており、勉強になりますよ。
NFTの理解におすすめの本を他にも見てみたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
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【厳選】NFTのおすすめの本5選|10冊以上読んだ筆者が解説
まとめ:NFTはコピーやスクショされても価値が下がらない技術
NFTは画像データに「情報を付与」できて「改ざんできない」技術。
コピーやスクショをされても、その価値は失われません。
NFTはアート以外の形でも、私たちの日常に浸透しつつあります。
NFTは身近なものになってきている
それでも国内でNFTを触っている人はごくごく少数。
だからこそ、新しい技術やアートを楽しみながら収入を得られるチャンスもあると思っています。

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