
OpenSeaでNFTを取引する時に、必要なガス代(手数料)を全て教えて欲しい。
ガス代を安くするコツや、簡単に確認できる方法も知りたい。
そんなお悩みにお答えします。
この記事で分かること
- OpenSeaで払うガス代の一覧
- ガス代を安くするコツ
- 今のガス代を確認する方法
- ガス代を確認できるサイト
- NFTを始める際の初期費
- ガス代に関する注意点とよくある質問
実際に僕が、NFTを取引した実例を交えて解説していきます。
この記事を読めば、OpenSeaでNFTを取引する時にかかるガス代と、相場がわかりますよ。
また、安くするコツや初期費用も把握でき、 手数料(ガス代)で損せずにNFTを取引できます!
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OpenSeaで発生するNFTの取引で必要なガス代とは
ガス代は取引するときに発生する手数料。
ガス代の特徴を、以下の3つに分けてご紹介します。
- ネットワークを動かす人への報酬
- 取引量によって価格が変わる
- イーサリアムやポリゴンで価格が異なる
それぞれ簡単に説明していきますね。
ネットワークを動かす人への報酬
ガス代はネットワークを動かす人への報酬。

イーサリアムが使えているのは、以下のような人がいるから。
- マイナー(仮想通貨の取引を承認する人)
- バリデータ(仮想通貨の正しさを検証・承認する人)
[参考:MYFOREX]
ガス代を払うことで上記のような人が、報酬を得てイーサリアムの取引が成り立っているんです。
取引量によって価格が変わる
イーサリアムの需要が増えると、マイナーやバリデータへの報酬が多くなります。
そのため、私たちが支払うガス代も高くなるんです。
海外のイベントなどで、ガス代が一時的に高騰することも珍しくありません。
今、Openseaのガス代が、Apeのlandセールの影響で?かなり高騰しているみたいなので、様子見してます😅 pic.twitter.com/5C93shKzWC
— 鈴木祐介 (@yu_suzu_55) May 1, 2022
上記の場合、ガス代は80万円以上…。

現在のガス代を確認する方法へはこちらからジャンプできますよ。
イーサリアムやポリゴンで価格が異なる
NFTに使用するブロックチェーンによっても、ガス代は異なります。
OpenSeaでの出品数が多いチェーンはイーサリアムとポリゴン。
参考:OpenSea

同じ時間に取引した際の、それぞれのガス代は以下の通りです。(2022/11:NFT購入時のガス代)
イーサリアム:約400円 ポリゴン:約2円
ポリゴンのガス代は、超低価格です。
以下の通り、イーサリアムの取引量はポリゴンに比べ圧倒的。
イーサリアム:約3億2000万ドル
ポリゴン :約1,400万ドル
※2022年10月:OpenSeaの取引量(出典:Dune)
そのため、ガス代もポリゴンチェーンに比べ高くなっています。
本気で取引するならイーサリアムがおすすめ
しっかりNFTで稼ぎたいなら、イーサリアムでの取引がオススメです。
理由は、イーサリアムチェーンの方が取引量が多く、NFTが売れやすいから。
取引量が多いため、以下のようなメリットがあります。
- 作品が売れやすい
- 作品を選ぶ幅が広がる
- 本気のNFTプロジェクトと認識されやすい

OpenSeaのガス代:イーサリアムとポリゴンの差を比較
NFTの取引でよく使われるのが「イーサリアム」と「ポリゴン」です。
それぞれの違いを簡単にまとめると以下の通り。
イーサリアム(ETH) | ポリゴン(ETH) | |
使う人 | 多い | 少ない |
価格 | 高額取引多め | 少額取引多め |
ガス代 | 高い | 安い |
処理速度 | 遅い | 早い |
円への交換 | できる | できない |
実際によく行う取引時の、それぞれのガス代を比べてみました。
ガス代の差額は以下の通り。
NFTを買うとき | 出品をキャンセルするとき | オファーを受け入れるとき | NFTを送付するとき | |
イーサリアム | 約400円 | 約154円 | 約370円 | 約154円 |
ポリゴン | 約3円 | 約0.4円 | 約0.3円 | 約0.4円 |
2022/12/15の夕方ごろのガス代

OpenSeaで”売る人”が払うガス代一覧:出品手数料は無料
OpenSeaでNFTを売る人が、払うガス代は以下の通り。
※クリックすると詳細へジャンプします。
それぞれ実際にかかった価格を含めて、解説していきます。
NFTの出品を停止するとき
作品の出品を停止した際に、ガス代が発生します。
参考までに、筆者が取引した時のガス代は「0.001016ETH=約200円」でした。
2022/11のガス代
出品には、「固定価格」と「オークション」が選択可能。
それぞれ、キャンセルする際にガス代が発生します。

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-
【OpenSea】NFTの買い方3ステップを解説【完全版】
オファーを承認するとき
自分のNFTへのオファーを承認する際にも、ガス代がかかります。
参考までに、2022/11のガス代は「0.000986ETH=約170円」でした。
NFTの持ち主はオファーを受け入れる時にガス代を支払います。
0.01ETHでオファーある場合。『Accept』でオファー成立。
オファーには期限が設定されています。
気に入ったオファーが無い場合は、承認しなければ自然に取り下げられますよ。

オークションを承認するとき(1ETH未満)
オークションを承認する際も、ガス代が必要。
参考までに、2022/11のガス代は「0.00280058ETH=約500円」でした。

1ETH未満でオークションが終了した場合、落札者を選ばなければオークションは不成立。
補足
1ETH(約16万円)を超える価格でオークションが終了した場合、ガス代は不要。自動で落札者が決まります。
オークション詳しいやり方は、以下の記事で解説しています。
WETHとETHを交換するとき
オークションやオファーで得た 赤いイーサ(WETH)と
黒いイーサ(ETH)を交換する際も、ガス代が発生します。
参考までに、2022/11のガス代は「0.00049ETH=約90円」でした。
WETHはオークションやオファーに使われます。
詳しい取引方法は「オファーの方法」や「オークションの方法」の記事を参考にしてくださいね。
NFTを送付するとき
他の人にNFTを送付する際にも、ガス代が発生します。
参考までに、2022/11のガス代は「0.00118163ETH=約200円」でした。
複数枚送付する場合は、以下の通りまとめて行いましょう。
まず送付したい作品の「…」→「Transfer」をクリック
作品が、送付リストに追加されます。
他の作品をクリックすると、送付リストに追加されるので、最後に『Continue』をクリックすればOKです。

OpenSeaで”買う人”が払うガス代一覧
続いて、NFTを買う人が支払うガス代は以下の通り。
※クリックすると解説へジャンプします。
それぞれ見ていきましょう。
NFTを購入するとき(固定価格)
NFTの購入時にガス代がかかります。
参考までに、2022/11のガス代は「0.00232033ETH=約400円」でした。
購入時のガス代は、時間帯によって大きく異なる場合があります。
「Ethereum Gas Charts」などのガス代を確認できるサイトを利用して、高騰している時間を避けるようにしてください。
NFTの買い方は、以下の記事で詳しく解説していますよ。
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【OpenSea】NFTの買い方3ステップを解説【完全版】
WETHとETHを交換するとき
赤いイーサ(WETH)と
黒いイーサ(ETH)を交換する際にガス代が発生します。
参考までに、2022/11のガス代は「0.00049ETH=約90円」でした。

こまめに交換すると、その分手数料がかかってしまいます。
大きく損する場合もあるので、必要なときにまとめて交換するようにしましょう。
イーサリアムをポリゴンへ移動(ブリッジ)するとき
イーサリアムをポリゴンに移動(ブリッジ)するときにも、ガス代が発生します。
参考までに、2022/11のガス代は「0.00155782ETH=約300円」でした。

損しないためにも、ポリゴンへのブリッジはまとめて行うようにしましょう。
ポリゴンNFTの購入はこちらの記事をよみながら、進めてください。
>>【OpenSea】ポリゴン(Polygon)のNFTを買う方法
オファーやオークションへの入札を取り消すとき
オファーやオークションへの入札を取り消すときも、ガス代が必要。
参考までに、2022/11のガス代は「0.00164683ETH=約300円」でした。
ちなみに、オファーやオークションには期限が設定されており、取り消さなくても勝手に終了します。
以下のような理由がない場合、取り消しは行わず終了を待てばOK。
- オファーを高く出し過ぎた
- オークションの価格を高く設定しすぎた
など。。

初めてオファー/オークションに入札するとき
オファー/オークションの入札する際、初回のみ手数料が発生します。
補足
初めてWETHを使う際は、ガス代ではなくトランザクション手数料を支払います。
参考までに、2022/11の手数料は「0.001688ETH=約300円」。
初回のみ、上記の画面がメタマスクに表示されます。
詳しい取引方法は「オファーの方法」や「オークションの方法」の記事を参考にしてくださいね。
OpenSeaでガス代を安くするコツ4選
ガス代を安くするコツを知っておくだけで、多くの損失を避けられます。
以下の四つを押さえておきましょう。 それぞれ簡潔に説明していきます。 ガス代は瞬発的に跳ね上がることがあります。 以下の画像のように価格が高騰している時に取引しないようにしましょう。 ガス代を確認できるサイト「Ethereum Gas Charts」などを利用して、一度確認するようにすると安心できますよ。 初めての方は特に注意してくださいね。 ガス代は数秒ごとに変動します。 作品を購入する時などに以下の画像のようにガス代が表示されます。 すぐに、購入せずに10秒ほど待つと…。 以下のようにガス代が切り替わります。 今の価格が少し高い!と思った時は、少し待ってみるとガス代を安くできるかもしれません。 取引のスピードを遅くする代わりに、ガス代を節約できます。 メタマスクの画面でガス代を調整できるんですよ。 詳しい手順は以下の記事で詳しく説明しているで、参考にしてください。 >>【PC / スマホ】メタマスク(MetaMask)のガス代設定方法 ポリゴンチェーンのNFTを取引することでガス代を安く抑えられます。 以下の通りポリゴンのガス代は激安。 2022/12/15の夕方ごろのガス代 ポリゴンNFTの買い方は、以下の記事で画像をたくさん使って説明しています。 ポリゴンは、なるべく費用をおさえてNFTを取引したい方におすすめです。 ガス代の確認は、以下の3サイトがおすすめ。 簡単に解説していきます。 Ethereum Gas Chartsの特徴 「Ethereum Gas Charts」では、視覚的に、ガス代の推移を確認できます。 チャートにカーソルを合わせれば、詳細なガス代も見られますよ。 また、1週間分のガス代の確認も可能。 色が濃い場所は、ガス代が高騰している時間帯。 視覚的に分かりやすく、初心者におすすめのサイトです。 ETH GAS STATION特徴 Gweiとは 1ETH(約16万円)を超える価格でオークションが終了した場合、ガス代は不要。自動で落札者が決まります。 「ETH GAS STATION」にアクセスすると、以下のように数値(Gas Price)が表示されます。 目安は以下の通り。 Gweiで表示される為、最初は判断しにくのがデメリット。 Etherscanの特徴 「Etherscan」を使えば自分の過去の取引を確認できます。 履歴を見るにはまず、ご自身のメタマスクアドレスをコピー。 つぎに、サイトトップの検索窓にアドレスを貼り付け、『虫メガネ』マークをクリック。 すると、以下のように取引履歴の一覧を確認できます。 これまでにかかったガス代や、取引の状況を確認したいときに、便利なサイトです。 取引時に、メタマスク上でガス代を確認できます。 ガス代が発生する際、確定前にメタマスク上にガス代が表示されます。 この場合$1.03(約130円)のガス代が必要 処理を実行しない場合は『拒否』をクリックしてください。 『承認』をクリックすると、ガス代が支払われ取引が行われてしまいます。 NFTの初期費用は以下の通り。 ああああ→NFTの代金 + 約2,500円 ああああ→約1,500円 + 作品代の2.5%(売れたとき) 2022/11時点の参考額 初期費用を知っておけば、無駄に手数料をかけずに予算を準備できます。 以下の三つに注意するようにしましょう。 それぞれ解説していきます。 ガス代が高騰しているときは、取引しないようにしましょう。 以下のように、チャートが上がっている時間帯は、ガス代が何倍にも高騰しているかもしれません。 「Ethereum Gas Charts」では、直近1週間のガス代の傾向も合わせてみられますよ。 ポリゴンのガス代には「MATIC」という通貨必要。 ポリゴンのガス代は安いですが、「MATIC」足りなくなると取引出来ません。 「MATIC」はブリッジ時に入手可能 OpenSeaでは、イーサリアムをポリゴンにブリッジするさいに、0.1MATICを入手できます。 MATICが足りなくなった場合は、ビットフライヤーで購入できます。 スムーズに取引を進めるためにも、講座開設だけは済ませておきましょう。 送付先のアドレスが間違っていると、資金を紛失してしまいます。 必ず、以下のようにメタマスクからコピーするようにしましょう。 必ず、アプリを開いてからコピーしましょう。 ガス代に関するよくある質問は、以下の3つ。 それぞれお答えします。 NFTで得た利益は課税されます。 しかし以下の通り、法整備が追いついておらず、課税の詳細はまだ不明確。 2022年2月現在、NFT取引の税制について国税庁から正式に公表されている明文規定はありません。 引用元:CoinPost 詳細はこちらの「NFT取引に必要な税金知識と計算例を詳しく解説」の記事をご確認ください。 ガス代は取引量が少ない昼頃に安くなる傾向があります。 ガス代が安い時間帯の傾向は「Ethereum Gas Charts」というサイトを見れば確認できますよ。 直近(12/15時点)は朝からお昼すぎまでは、以下の表の色が薄くガス代の平均価格が安いことが分かります。 なるべく安い時間帯を狙って取引するようにしましょう。 2022/6よりOpenSeaでのNFT出品手数料は無料になりました。 OpenSeaの公式ツイッターより抜粋 出品する人にかかるガス代は以下。 OpenSeaでNFTを売る人が、払うガス代は以下の通り。 ※クリックすると詳細へジャンプします。 NFTを買う人が支払う、ガス代の相場を以下の通りです。 ※クリックすると解説へジャンプします。 ガス代が確認できる「Ethereum Gas Charts」などを見て、ガス代を上手く節約していきましょう。 イーサリアムの取引量はポリゴンに比べ、圧倒的です。 イーサリアム:約3億2000万ドル ポリゴン :約1,400万ドル ※2022年10月:OpenSeaの取引量(出典:Dune) 本気でNFTを楽しみたいなら、イーサリアムでNFTを取引してみましょう! NFTを楽しむためにビットフライヤーがおすすめな理由は、以下の通りです。 [コインチェックでは損します…]a aイーサリアムの取引には、ビットフライヤーがおすすめ \完全無料・10分で登録/ ※変な勧誘は一切なし/早ければその日に取引可能 イーサを10万円分買った場合、ビットフライヤーならコインチェックに比べ約3500円お得ですよ。 >>【体験談】NFTは儲からない?儲けるために今すぐできる5つの方法
ガス代が高騰している時間を避ける
ひと呼吸置いてから取引する
取引速度を遅く設定する
【節約法】メタマスク(MetaMask)のガス代設定方法|PC・スマホ
ガス代が安いポリゴンを使う
出品をキャンセルするとき
オファーを受け入れるとき
NFTを送付するとき
イーサリアム
約154円
約370円
約154円
ポリゴン
約0.4円
約0.3円
約0.4円
【お得】OpenSeaでポリゴン(Polygon)NFTを買う方法
OpenSeaのガス代を確認できるサイト3選
サイト名
特長
使い分け
Ethereum Gas Charts
すぐにガス代を確認できる
視覚的にサクっとガス代を確認したいとき
ETH GAS STATION
「Gwei」でガス代を見られる
ガス代を詳細に確認したいとき
Etherscan
自分の取引履歴を見られる
自分が使ったガス代を確認したいとき
[見やすさ重視] Ethereum Gas Charts
チャートで安い時間がすぐわかる
カーソルを合わせれば、詳細もわかる
1週間のガス代もぱっと見でわかる
[細かく見れる] ETH GAS STATION
リアルタイムでガス代を確認可能
ガス代が[Gwei]で表示される
取引にかかる予想時間も分かる
Gas Priceの数字
ガス代の判断基準
10~20
安い
20~200
安くない
200~
高騰している
[過去の取引が見られる] Etherscan
過去の取引履歴の一覧が見られる
取引の状況が確認できる
OpenSeaで現在のガス代を確認する方法
OpenSeaで必要なNFTの初期費
【損しない】NFTの初期費用と安く済ませるコツを徹底解説
ガス代に関する注意点
ガス代が高騰している時は我慢する
ポリゴンのガス代はMATICが必要
メタマスクのアドレスは必ずコピペする
ガス代に関するよくある質問
NFTの税金はどれくらいかかるの?
NFTのガス代が安い時間帯は?
出品時にかかるガス代は無料?
【完全図解】OpenSea(オープンシー)でNFTを出品する方法
まとめ:ガス代をうまく節約してNFTを楽しもう!
あ※NFTの購入には、イーサが必要
あ※「取引所」でイーサを買えない
【完全図解】OpenSea(オープンシー)でNFTを出品する方法
【体験談】NFTは儲からない?儲けるために今すぐできる5つの方法
【OpenSea】NFTの買い方3ステップを解説【完全版】
【完全版】ジェネラティブアートNFTとは?|作り方、売るコツ、おすすめ
【損しない】NFTの初期費用と安く済ませるコツを徹底解説